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幼稚園ママがみつけた理想の働き方

女性にとって結婚や妊娠、子育ては人生の大きな分岐点。看護師としてキャリアを積み重ねてきた人も、ライフスタイルの変化をきっかけに退職を選ぶケースは少なくありません。

看護師歴5年のYさん(3歳のお子さんを育てるママ)は出産後に復職を希望していました。しかし、ライフスタイルにあう仕事がみつからず、一人で悩む日々を送っていたといいます。

現在は、クーラでマッチングした総合病院で看護師として働きはじめたYさん。今の仕事に出会うまでの軌跡や、子育て優先で働ける喜びなど、Yさんの復職ストーリーをご紹介します。

激務とストレスに悩み退職、専業主婦の道へ

看護専門学校を卒業後、小さなころから憧れていた看護師として働きはじめたYさん。配属されたのは総合病院の外科病棟でした。

最初の半年間は仕事に慣れるのに精一杯。覚えなければいけない処置や検査、急患への対応などに追われ、毎日が嵐のように過ぎていきました。

職場の人間関係にも苦労したといいます。先輩同士のいざこざに巻き込まれたり、同僚の愚痴を聞かされたり……。

コミュニケーションには自信があったYさんでしたが、ギスギスした雰囲気の職場で働くうちに、だんだんと心が消耗していくのを感じていました。

ちょうど入職して5年目を迎え、新人教育を任される立場となっていました。「このまま認定看護師を取得してキャリアアップする道もある。転職する方法もある。いったいどうしたら…」

今後のキャリアに悩んでいたある日、妊娠が判明したのです。職場には産休・育休制度があり院内保育所も設置されていたので、子育てしながら働く環境は整っていました。

しかし、Yさんが選択したのは退職という道でした。

激務や人間関係のストレス、キャリアに関する悩みで疲れきっており、少し立ち止まって休みたい気持ちが大きかったといいます。

Yさんは看護師としてのキャリアをいったん中断し、専業主婦として新たな生活を歩みはじめました。

「子どもはかわいいけれど……」復職への思いが高まる日々

看護師を退職し、はじめての子どもを出産したYさん。3時間おきの授乳や夜泣きが続いた半年間は子育てに必死でした。

子どもがお昼寝している時間は貴重な自分時間。わずかなスキマ時間にドラマをみたり、趣味のお菓子づくりをしたり、多忙な中でも安らかで幸せな毎日を送っていました。

時が経ち、子どもの3歳の誕生日が近づいたころ、ふと心にぽっかりと穴が空いたような感覚におそわれました。

日に日にかわいさを増していく子どもとの時間はかけがえのないものでしたが、社会とのつながりがほとんどない日々に閉塞感を感じていたのです。

「あと何年、こんな生活を送るんだろう」時折浮かんでくるブランクへの焦り。退職は自分が選んだ道でしたが、子どもを預けながら働いているママさんをみると、うらやましい気持ちでいっぱいになりました。

「もう一度、看護師の仕事がしたい」

復職への思いが強くなったYさんは、子どもが幼稚園に入園した春に仕事を探しはじめました。

Yさんは看護師としてのキャリアをいったん中断し、専業主婦として新たな生活を歩みはじめました。

自信を失ったときにみつけた「1日4時間OK」の仕事

さまざまな求人サイトやエージェントを検索しても、Yさんが希望する条件にあう職場はみつかりませんでした。

子どもが小さいのでフルタイムはむずかしく、幼稚園の保育時間内で働けるパートを探しました。しかし、そんな都合のよい職場はなかなかみつからず、焦りだけが募ったそうです。

「応募してみよう」と思えた求人が1カ所みつかりましたが、面接に申し込んだ途端に子どもが熱を出してしまい、あえなく辞退。

「やっぱり復職はまだ難しいのかな……」

自信を失いかけていたYさんに、看護師時代の同僚がクーラという看護求人サイトを教えてくれました。

さっそく登録してみると、いくつかの求人欄に「週2日4時間からOK」の文字が。ちょうど自宅から通える総合病院の外科病棟でも募集があったのです。

「ここなら私でも働くことができるかも!」

3年間のブランクに不安もありましたが「ここで一歩を踏み出さなきゃはじまらない!」と、思い切って応募ボタンを押しました。

クーラで求人検索中のスマホ画面

子育て優先で働きながら看護師としてのやりがいも感じられる

その後、クーラを通してオンラインでの面接と研修が行われました。

面接官がかけてくれた言葉が、今でも心に残っているそうです。

「あなたと同じように、子育てや介護をしながら働いている人がたくさんいます。ブランクがあっても丁寧に教えますので安心してくださいね」

それまでの悩みがフッと軽くなり、新しい世界が目の前に広がった気がしたというYさん。子育てとの両立について、職場がこんなに理解をしてくれるとは思わなかったので、勇気を出して本当に良かったと思ったそうです。

Yさんは今、子育てを優先しながら総合病院の外科病棟で週2日のペースで働いています。1日4〜6時間の勤務なので毎日の業務がほぼ決まっており、仕事も覚えやすかったとのこと。

「ありがとう」と患者さんに感謝されたり、スタッフから頼られたりするときに、「今までの経験が役立っている」と大きなやりがいを感じています。

幼稚園のお迎えにも余裕をもって行くことができ、子どもの笑顔をみると仕事の疲れも吹っ飛ぶのだとか。今の仕事をはじめてから、子育ても仕事も充実した日々を送ることができるようになりました。

「子どもが大きくなったときに、楽しく働いている自分の姿をみせたい」と話すYさんは、これからも自分のペースでキャリアを積み重ねていくでしょう。

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