「看護師は手洗いと消毒を頻繁にしなければならないため、手が荒れやすい...」「看護師でも使いやすいハンドクリームを知りたい」と思っていませんか?
乾燥や手荒れは早めの予防が大切。ハンドクリームは手洗いですぐに落ちてしまうものではなく、肌を保護する作用の高いものを選べばしっかりと予防できます。
また、普段の生活で実践できるハンドケアを意識することで、美しい手元を手に入れられるかもしれません。
今回は看護師におすすめのハンドクリーム&ハンドケアをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
看護師がハンドクリームを選ぶときのポイント
ハンドクリームはたくさんの種類があるため、どれがよいのか迷ってしまいますよね。手が荒れやすい看護師におすすめのハンドクリームは、次に紹介する有効成分などをチェックするのが大切です。
手の乾燥を防ぐ保湿成分
手の乾燥を防ぐためには保湿成分が豊富なハンドクリームを選びましょう。
乾燥は皮膚のバリア機能が低下して手荒れなどを悪化させてしまうため、保湿ケアが基本です。
保湿成分には、角質層までうるおいを与えるヘパリン類似物質や水分を保つグリセリンなどがあります。他にも、ヒアルロン酸やセラミドなどは肌のうるおいを保つ作用があります。
撥水性・耐水性のある配合
看護師の仕事中に使用する場合は、水を弾くタイプを選びましょう。
水ベースで作られているハンドクリームは手を洗うと落ちやすいため、油ベースで作られているハンドクリームが望ましいでしょう。
水を弾くための成分はそれぞれの商品によって異なりますが、水に強いだけでなく保湿効果が長時間持続する高密着・高保湿タイプがおすすめです。
手荒れを防ぐ有効成分
手荒れが気になる場合は、保湿成分に加えて肌荒れ防止成分が含まれているものを選びましょう。
赤みや腫れがあるときには、抗炎症成分のアライトインやグリチルリチン酸ジカリウムなどが含有されているものがおすすめです。ビタミンE(トコフェロール)などは血行を促進して、肌に栄養素を届けるため回復を早めてくれます。
ベタつきが少ないテクスチャー
仕事中に使うハンドクリームは、作業に支障が出ないようにベタつかないものがよいですよね。
シアバターやワセリンは、保湿効果はありますがベタつきやすいため、ベタつきが苦手な人はなるべく避けた方がよいでしょう。
実際にドラッグストアなどに置いてあるテスターを使って、自分好みのテクスチャーを探してみてください。
看護師の乾燥・手荒れ予防におすすめのハンドクリーム5選
前述したポイントを踏まえて看護師におすすめのハンドクリームを厳選しました。用途や好みに合わせて、選ぶときの参考にしてください。
1. 水仕事に強く手肌を守る「アトリックス エクストラクリーム」
出典:Amazon
水を弾く密封膜で乾燥や外部刺激から手肌を守ってくれます。
保湿成分のヒアルロン酸やグリセリンなどを配合。また、抗炎症成分のアライトニンと血行促進成分のトコフェロールが含まれているため、手荒れだけでなくひび・あかぎれを防ぎます。
2. ベタつかずに肌を保護してくれる「アベンヌ 薬用ハンドクリーム」
出典:Amazon
温泉水やミツロウなどを配合したアベンヌコールドクリーム成分が、肌表面にうるおいのラップを作り乾燥や外部刺激から肌を守ってくれます。
また、抗炎症成分のグリチルリチン酸モノアンモニウムと血行促進成分のトコフェロールが含まれているため、手荒れやひびなどを防ぎます。
ベタつかずにさっぱりしているため、ベタつきが苦手な方におすすめです。
3. 乾燥でガチガチな皮膚をやわらかくする「尿素10%クリーム」
出典:Amazon
尿素が入っているハンドクリームは乾燥で硬くなった皮膚をやわらかくしてくれます。
保湿成分であるヒアルロン酸やスクワランが配合されているため、うるおいを保ちすべすべ肌に導きます。
ただし、ひび割れやあかぎれができている場合は、尿素がしみる場合があるため注意しましょう。
4. 敏感肌の人でも安心して保湿できる「キュレル ハンドクリーム」
出典:Amazon
セラミドで保湿するキュレルのハンドクリームは敏感肌にうるおいを与えてくれます。
セラミドは角質細胞同士のスキマをうるおいで満たし、肌のバリア機能を助けてくれます。また、抗炎症成分のアライトニンと血行促進成分のトコフェロールが含まれているため、手荒れやひび・あかぎれを防ぎます。
アルコールフリーのため、敏感肌の人でも安心して使える商品です。
5. 寝る前の集中ケアに「アトリックス ビューティーチャージ ナイトスペリア」
出典:Amazon
寝ている間にしっかりと保湿して集中ケアできるハンドクリーム。
保湿成分のヒアルロン酸、コラーゲン、グリセリンなどを配合。また、ローヤルゼリーエキスとパンテノールの美容液成分を含んだカプセルも配合されており、寝ている間にうるおいと栄養素を届けてふっくらとした手肌に導きます。
やさしいドリーミーアロマの香りで、お休み前の癒し効果も期待できます。
普段の生活に取り入れたいハンドケアの3つのポイント
乾燥や手荒れを防ぐためにはハンドクリームをこまめに塗ることはもちろんのこと、日頃からハンドケアを取り入れることが大切です。普段の生活で実践できるセルフケアのポイントをご紹介します。
1. 熱いお湯での手洗いや食器洗いは避ける
熱すぎるお湯で手洗いや食器洗いをすると、皮脂が奪われ乾燥しやすくなるため注意しましょう。
乾燥や手荒れを予防するためには、32〜35℃くらいのぬるま湯が適していると言われています。
油汚れがついた食器を洗う際や冬場の手洗いなど、ついつい熱いお湯を使ってしまいやすいですが、手肌に負担をかけないようにお湯の温度に気をつけましょう。
2. 手を洗った後は水分をしっかりと拭き取る
手を洗った後は水分をしっかりと拭き取ることも大切です。
手に水分が付いたままでいると、水分が蒸発するときに手肌のうるおいも奪ってしまうため乾燥の原因になります。
また、ハンカチやタオルで強く拭くと皮膚を傷つけてしまうことにも繋がるため、やさしく押さえるようにして水分を拭き取りましょう。
3. 夜寝るときは手袋で集中保湿ケア
夜寝るときは、ハンドクリームを塗った後にシルクや綿の手袋を使用すると保湿効果が高まります。
シルク製の手袋は、なめらかな手触りで肌への刺激を少なくしてくれます。綿製の手袋は、通気性がよく手袋の内部が蒸れにくいため心地よく使用できます。
手袋のサイズは、きついと圧迫感が生じやすく無意識に外してしまう可能性が高いため、手より少し大きめがおすすめ。
手袋を使うことで寝ている間の乾燥を防ぎ、ハンドクリームのうるおいも保ってくれるため、ぜひ活用してみてください。
まとめ
ハンドクリームにはたくさんの種類があるため、肌悩みに合う成分が入ったものを選ぶことが大切です。
看護師の仕事は手洗いや消毒は避けられないため、仕事用とプライベート用でハンドクリームを使い分けるとよいでしょう。
自分好みのテクスチャーや香りのあるハンドクリームを選ぶと、使うのが楽しくなりそうですね。
仕事柄、手が荒れるのは仕方ないと諦めずに、こまめにケアしてキレイな手元を目指しましょう。