看護師等採用DXソリューション「クーラ」で医療・介護の働き方改革に挑む株式会社フォニム(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:宍戸光達、以下「フォニム」)は、5月15日に朝日放送テレビ株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:今村俊昭、以下「朝日放送テレビ」)と「クーラ」の普及等の協業に関する契約を締結しました。

 

 本連携により、今後は朝日放送テレビと地域医療の課題解決および「クーラ」の事業拡大に向けた取り組みを行なっていきます。また、本連携を基軸に両社で協力し合い、地域課題の解決に向けた幅広い事業共創の機会を検討してまいります。

〜看護師等採用DXソリューション「クーラ」などで協業〜

 看護師等採用DXソリューション「クーラ」で医療・介護の働き方改革に挑む株式会社フォニム(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:宍戸光達、以下「フォニム」)は、5月15日に朝日放送テレビ株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:今村俊昭、以下「朝日放送テレビ」)と「クーラ」の普及等の協業に関する契約を締結しました。

 本連携により、今後は朝日放送テレビと地域医療の課題解決および「クーラ」の事業拡大に向けた取り組みを行なっていきます。また、本連携を基軸に両社で協力し合い、地域課題の解決に向けた幅広い事業共創の機会を検討してまいります。

看護業界の動き

 従来の人材紹介業における看護職の初年度離職率は20.3%〜41.5%という高水準にあるところ(※1)、高齢化が進む中、厚生労働省は2040年までに看護師をさらに2割以上も増員する必要があると試算しています(※2)。看護人材の確保は、多くの医療現場にとって非常に切実な課題です。

 また、2015年の法改正以来、「特定行為研修」を修了した看護師は、一定の条件下で38の医療行為を担うことができるようになり、看護師の役割はさらに拡大しています(※3)。

 人材確保の苦境を解決するためには、育児や介護などをきっかけに離職した約70〜80万人の「潜在看護師」の活躍が鍵となります。しかし従来の仕組みはフルタイムの常勤採用を前提としており、ブランクに不安のある人や、子育てなどでいきなりのフルタイム勤務が難しい人にとって、復職のハードルがかなり高い状況となっています。

クーラの特徴

 看護師等採用DXの「クーラ」では、医療介護施設の業務を切り出し、応募に踏み切りやすい時短・短期のアルバイト(「スキマバイト」)として集約。これらのスキマバイトを施設と人材が出会うきっかけとすることで、従来では応募の集まりにくかった層も含め、地域人材の幅広い関心を低コストに集められる仕組みとなっています

 医療介護施設側は、クーラを用いることでフレキシブルな人材配置ニーズに対応できるとともに、アルバイト期間を通じて本当にマッチした人材を探すことが可能となります。面接情報だけを通じた従来の常勤採用よりも離職率の抑制が期待できます。

提携の背景

 朝日放送テレビ株式会社は大阪市に本社を置き関⻄広域圏を放送エリアとする地上波テレビ放送局です。「朝だ!⽣です旅サラダ」「ポツンと⼀軒家」「M-1 グランプリ」などの全国ネット番組から「相席食堂」といった関西発の人気番組まで、多くのコンテンツを生み出しています。また、2021年より地域活性化の専⾨部署を設⽴し、番組等コンテンツの制作にとどまらず多くの実績と経験を積んでいます。加えて、朝日放送グループではグループ全社の重点目標の一つとして「地域創生と社会課題の解決に資する事業の創造」を掲げて多種多様な事業を展開していることから、まさしく、全国レベルでの看護、医療業界の人材不足解決に挑むクーラ事業にとってベストパートナーといえます。

 今後は、両社で連携し、医療現場を離れている看護師の皆様にクーラで時短復職という「新しい働き方」を普及させて行きます。